単一電池のズシリとした重みには「大物」の風格があります。その大きさは力強く、ひんやりとした感触には冷静な存在感があります。
しかし、便利さを追う昨今は、小型軽量化が主流で、単1は忘れられた存在でした。国内の乾電池の生産量は、単3が65%で圧倒的に多く、次に単4で、単1と単2は合わせても5%に満たないそうです。
ところが、震災で最も頼りにされたのは単1でした。懐中電灯や情報を伝えるラジオに使うため、店頭では売り切れ、品不足が続きました。
計画停電が実施されても、乾電池は独立して電気を生み出すことができます。ありがたみを多くの人が実感したのではないでしょうか。
今回の福島原発事故ショックにより、日本だけでなく世界のエネルギー政策の転換が想定されます。こうした中で、比較的容易に進むと見られるのが、家庭にある電気機器を省エネタイプの製品に買い換えることです。
4月5日のこのコーナーでもいち早く、その将来性についてお話をさせていただいた「LED」です。その寿命はLED照明で4万時間、消費電力も白熱灯の54ワットに対してわずか8ワットです。
今後、省エネ対応製品の需要が急速に普及するでしょう。
「LED」関連に注目です。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。