昔はよくヒューズが飛びました。と書いても、若い人には分からないかも知れませんが、家庭でフルに集中して電気を使うと、配線盤に仕掛けてある鉛や錫の金具が溶けて停電になりました。これを「ヒューズが飛ぶ」と云ったのです。
こうなると、懐中電灯を片手にドライバーでネジを回して新しいヒューズに交換するのですが、これがちょっと厄介な作業でした。しかし、今はブレーカーがそれに取って代わり、レバーを上げるだけで簡単に解決します。
にわかに春めいてきましたから、首都圏の電力不足は一段落したようです。しかし、エアコンがフル稼働する夏は遠くありません。一瞬でも需要が供給を上回れば大規模停電が起きる危険はあります。しかも、いったん配電が止まるや復旧にはかなりの時間がかかると云います。
社会の電力依存は今後もさらに強まっていくでしょう。今回のこの大震災を境に世界各国で「環境力」が試される状況にあります。
日本の再生には、「災害復興関連」の他、その関連銘柄の裾野は広く、今後意外な銘柄が大相場を演じてきそうです。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。