7月1日付で政府は、放射性物質を体外に排出する薬「ジトリペンタートカル」と「アエントリペンタート」の2種類を正式承認しました。
超ウラン元素と呼ばれるプルトニウム、アメリシウム、キュリウムの体内汚染が判明した人、並びにその疑いのある人に静脈注射もしくは点滴で投与されます。
最初は前者を使い、その後、後者を使うのが一般的で、薬の分子で放射性物質を挟み込み、それを尿中に排出することで放射性物質を体外除去します。
放射性セシウムについては「ラディオガルダーゼ」と呼ばれる体内除去剤が昨年末に認可されており、これで体内被曝に対する国際的な標準薬は備わったことになります。
南相馬市や浅川町の畜産農家から、放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉牛が出荷され、流通していたことが14日明らかになりました。内部被爆の治療薬が正式承認されたのは心強いですが、願わくばこのような薬が使われることがなければ、一番いいのですが…。
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