江口吾朗・元熊本大学長ら日米のチームは先日、イモリの目の水晶体が16年間で18回失っても、その度に元通りになることを確認し、科学誌ネイチャー・コミュニケーション電子版に発表しました。
イモリは脊椎動物では最も再生能力が強く、四肢や尾のほか、心臓や脳の一部を失っても再生できることは、知られておりましたが、再生能力の維持期間は分かっていませんでした。
江口氏らは1994年から2010年まで、アカハライモリの目の水晶体を取り除いては再生させる実験をし、16年間で計18回にわたり水晶体を再生させましたが、18回目になっても形や遺伝子の働きは正常でした。
アカハライモリの寿命は30年ほどと見られ、生涯にわたって再生能力を維持していることを確認しました。
イモリの再生能力を詳細に調べれば、哺乳類のips細胞研究など、再生医療の進展に役立ち、また化粧品やサプリメントなどその応用範囲は膨大です。
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