株価はしばしば理屈に合わない値段をつけます。天井間近では「買いが買いを呼ぶ」状況、大底間近では逆に「売りが売りを呼ぶ」という相場循環の末期的現象を作り出します。
10年ほど前のIT(情報技術)バブルの時のことを思い出して下さい。「当社はIT関連のビジネスへの進出を考えています」と発表するだけで投資家の買い注文が殺到して、株価はストップ高となりました。しかし、あとになってみれば、そこが天井でした。
過去の相場を検証して見ると、大多数の投資家が今の様に暴落にビクビクしながら相場に参加している場合、意外と大きな上昇相場に発展することが多いです。
福島原発の放射能漏れ問題、被災地の復興の遅れ、政治の迷走といった悪材料が山積みの中、日経平均株価は不思議なくらい強く、ジリ高となってきています。悪材料が少しずつ相場に吸収されているのです。
投資家の方々で事情があるでしょうが、今云えることは「まず、買っておきましょう。」ということです。今、ここで様子を見ている投資家はたぶん「原発問題が決着してから…」と思っているのでしょうが、原発問題が決着したと言える局面では、株価は既に大幅高となっており、相場に参加するには遅すぎます。原発問題が立ちはだかっている今だからこそ、現在の株価水準に未曾有の魅力があるのです。
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