黒田日銀が「2」をキャッチフレーズに、量、質ともに異次元緩和に踏み込んでから1年が経ちます。ここまでは取りあえず順調のようですが、2年で2%の物価上昇率は微妙なところです。
しかし、円安→株高が企業の経営者に与えた影響は大きく、決算説明会における経営者の表情にも余裕が感じられ、多くの企業は新たな成長に手ごたえを感じております。
今後の業績発表では“増額修正ラッシュ”が予想されます。
さらに、企業の投資意欲の強まりと云う状況下、去る2月18日の「日本銀行の貸出支援拡充」の発表は大材料で、今後はこれを評価する形で相場は徐々に好転してきそうです。
日本銀行が資金供給強化を決めた所期の目的は、日本経済の重要課題である潜在成長率の引き上げのためであり、企業側から貸出金利の引き下げを求める声も出てくるでしょう。
これからも政府と日銀と民間が一体となった無類の団結力で、デフレ脱却から景気拡大に向けて突き進んでもらいたいものです。
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