「20世紀の豫言」―報知新聞が1901年(明治34年)1月2日と3日の2日にわたって同紙紙面に掲載した未来予測記事です。それを読むとかなり的確に未来を予想し、その多くが現在、実現していることに驚かされます。
一例を挙げると、
「電線電信及電話」―東京にいて世界中の方と話。
「七日間世界一周」―まさにその通り。
「暑寒知らず」―エアコンが普及し、暑さ寒さを凌げる。
「買物便法」―通信販売(ネットショッピング)として実現。
「自動車の世」―馬車に代わり自動車が…。
「鉄道の速力」―東京—神戸間が2時間半。
「医術の進歩」―不治の病と云われた結核や腸閉塞などが今はほぼ完治。
このような明るい未来への期待が世界にあって、それが実現しつつあったことが、アメリカの「咆哮の20年代」と云われた時代の背景にあったのです。
身近なところでは、80年代後半の日本の資産バブルがあります。世界一の金融大国になり、東京湾岸地区にはマンハッタンのように高層ビルが列挙するという夢がありました。
2000年にかけてのITバブルでは「一家に一台のパソコンが普及する」とういう当時としては考えられなかった世界が到来するという予感が実現したのです。
さて、日本の株価についても、現在の水準がバブルか否かについて議論が起きています。そして、バブルの発生には雄大な夢が現実化すると云う背景があります。
今の相場がバブルか否かにこだわるよりも、この上昇相場を的確に予想し、上手く利用することの方が賢い選択ではないでしょうか。
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