日経平均が2万500円を挟んで一進一退の展開が続いています。2万1000円に近づくと利益確定売りが出て、2万円程度に下がると押し目買いが入る相場パターンです。
国内上場企業の2015年4〜6月期が一巡したこともあり、材料難の相場が続いているのでしょう。
しかし、甲子園で夏の高校野球が開催、例年なら夏枯れ相場と思いきや、TOPIXは8月10日、11日と年初来高値を更新しており、現実的には日本株は堅調に推移しているのです。
その主因は「業績」です。
企業業績は一段と伸び、またその裾野も広がっております。賃上げや求人増で所得環境も改善しており、再び好業績を好感する状況が続いています。
さらに、需給面では積み上がった空売りの動向が注目されます。東京証券取引所の上場銘柄の売買に占める空売りの比率は昨日17日現在、33%の高水準となっています。
近く悲観のピークを過ぎ、空売りの買戻しなどを機に大反発する相場が想定されます。日経平均も先行したTOPIXを追随し、さほど遠くない時期に高値更新となりそうです。
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