日本株市場の“秋相場”に期待する声が増えています。
背景にあるのは、政策に関連した材料や思惑が市場を賑わわすとの見方からです。
景気対策への期待を早くも映しているのが“建設土木関連株”です。
このコーナーでは、東京五輪の2020年までは、「建設株は大相場になる」と幾度となく予告してきましたが、この流れは勿論、セメント・コンクリ、橋梁、道路、トンネル関連や水道管関連にも向かうことになります。
買いを誘っているのは公共事業を巡る思惑です。景気対策としての公共事業は増えることがあっても、減ることはありません。
8月の日本株市場は材料難で上値の重い展開が続いていますが、9月はGPIFによる日本株の買い増しや、日銀による追加緩和も囁かれるなど材料も豊富で、しかも夏休みを終えた海外のファンドなども当然売買を仕掛けてくるでしょう。
相場格言では「5月に売り逃げろ!」とありますが、この有名な格言には続きがあります。「9月に戻ってくるのを忘れるな!」です。
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