ICT(情報通信技術)の分野では、人口知能(AI)やロボット以外にも、すべてのモノをインターネットでつなぐIOTなどの技術が革新的に進歩しています。
サービスやものづくりの核となる技術とICTを融合させて新たなビジネスを生み出す企業は「4次元企業」と呼ばれており、4次元企業は、新産業や新サービスを業界の垣根を越えて生み出すことになるでしょう。
製造業では多くの企業がモノだけでなくサービスを売る企業に変わろうとしています。
自動車業界では、ICT端末の機能を持つ「つながる車」の開発に注力しています。車両の状態や位置情報などのセンサーデータをAIで分析し、車の不具合を感知して通知したり、近隣のお勧め店を紹介したりするサービスを実現します。
車が、いわば走るスマートフォンとなり、アップルやグーグルといったIT(情報技術)企業も業界の垣根を越えて参入に興味を示しています。
日本企業が4次元企業となるには、AIやロボットなど最新技術を導入した製品やサービスを作り提供するだけでは不十分です。
例えば、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は開発した分析システムを他の企業にも開放し、新しいサービスの開発を促しています。
このように多くの企業が付加価値を創造できるビジネス基盤を提供し、新しい企業間のつながりを生み出すようになれば、4次元企業は大発展することになるでしょう。
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