日本の港に立ち寄るクルーズ船が急増しています。
2015年の寄港回数は1452回と前年に比べ約20%強増えて、過去最高となっています。
特に外国船社が大きく伸びています。クルーズ船で入国する外国人も約112万人と、14年に比べ2.7倍も増えています。外国船の寄港回数が一番多いのが博多、そのあとには長崎、那覇と続きます。
博多港には15年にクルーズ船が245回寄港しており、今後年末までに世界最大級の「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(約16万8千トン、定員約4900人)が13回の寄港を予定しています。クルーズ船は1回の寄港で数千人の訪日客が見込め、経済への波及効果も高くなります。
また、免税制度拡充を機に免税店は地方を中心に急増しており、今まで以上に外国人旅行者を受け入れインバウンド消費を取り込む環境が整いつつあります。
今後、東京や京都などだけではなく、景気回復が遅れる地方(港町)において、免税店の普及・拡大を背景に名産品などを中心にインバウンド消費の恩恵が広がりつつあり、地方経済の活性化に寄与することが期待されます。
投資マネーが注目する息の長いテーマの一つが『インバウンド関連』です。
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