月刊誌『中央公論』の17年9月号を読み、その特集記事が興味深かったので、今日はそのお話をさせていただきます。
ハーバード大学の10人の教授にインタビューした記事が載っています。エズラ・ヴォーゲル名誉教授は「日本は世界でも非常に人気のある国だと思います」と述べており、ジョセフ・ナイ特別功労教授は「世界中を見渡しても、日本ほど魅力的な国はありません」と述べていました。
他の8人の意見も概ね同じで、日本にインバウンド(訪日外国人)が増え続けているのも納得です。
外国人投資家の動向を見ても、彼らの日本株買い攻勢が強まったのは「日本再評価」の機運が復活したからです。ヘッジファンドだけでなく、年金基金や投資信託、政府系ファンドなどの資金が日本株に流れています。
日本では高度成長期に右肩上がりの相場が長く続いたため「バイ・アンド・ホールド(買ったら持ち続ける)」が体に染み込んでいます。
しかし、バブル崩壊後に海外勢が頭角を現してからは投資の取り組み姿勢が一変、「バイ・アンド・トレーディング(買った後も盛んに売買)が定着しました。
相場格言に「勝ち馬に乗れ」「相場が変われば、作戦を変えよ」がありますが、彼らは泰然自若に相場の変化に対応します。日本の個人投資家も見習いたいところです。
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