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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

優待株投資の注意点

 

元棋士の桐谷広人氏がテレビで紹介されてから、「優待株式」が人気です。しかし、この優待株投資で最も怖いのが、突然“優待が廃止・改悪”されるパターンです。

 

昨今の“廃止・改悪”で特に目につくのが、意外にも「優待内容が良すぎる」場合です。豪華な内容の優待を実施したところ想定以上の人気になり、会社側の負担が増大し、翌年にはすぐに改悪されるケースが多々あります。同業他社に比べて、利回りが良すぎる銘柄は要注意となります。

 

次は、「東証1部に昇格して廃止」するパターンです。東証1部に昇格するには、株主数が2200人以上必要であるため、優待を新設して個人株主を集めて1部昇格を目指す作為があります。そのため、1部昇格を成し遂げると優待を廃止する企業があります。本業と関係のない“金券”などの優待を実施している企業は昇格狙いが見え見えで要注意です。

 

業績や財務が悪い企業も危険です。「特に借金が多く、無配に転落した企業はやばい」です。「無配なのに優待を出すのか?」と銀行から優待廃止の圧力がかかるケースが度々見られます。

 

ここで云えることは、上記の2つのパターンは1度も優待を実施せずに廃止・改悪されるケースはほぼありません。そのため1回優待を受け取ってから株主から身を引けば良いのではないでしょうか。

 

優待株を購入する場合、優待内容だけで飛びつくのは危険です。業績動向や割安さなどもしっかり確認してから投資するようにして下さい。

 

皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!