大手IT企業がこぞってAIスピーカーを発表しています。2021年の世界市場規模は35億2000万ドル(約4000億円)と、16年の約5倍に増える見通しで、スマートフォン(スマホ)の次の巨大市場と云われています。
AIスピーカーとは、話しかけるとAIが声を認識して、人間のように答えてくれるスピーカーです。内蔵するマイクからインターネットを通じて音声がAIシステムに送られ、AIがその内容を分析して答えを切り返すメカニズムです。
スマホにも音声を認識する仕組みはありましが、画面をタッチする面倒がなく、声をかけるだけで様々なことができるのが持ち味です。
例えば、天気予報や最新のニュースを問いかけると、答えてくれたり、好きな音楽の曲名を話せば再生してくれたりします。テレビや照明など連携する家電の操作も可能です。
先行する米国では、AIスピーカーでネット通販やタクシーの配車などもでき、日本でも今後、音声を使ったサービスが広がるでしょう。
AIスピーカーは主に家庭内での利用を念頭に置いています。企業にとっては、自社のスピーカーを買ってもらえれば、ネット通販や音楽配信など、自社の提携先が手掛けるサービスを利用してもらいやすくなります。
AIは会話のデータが多ければ多いほど学習によって、自然に近い会話ができるようになります。自社のスピーカーを普及させることが優れたAIを作ることにつながるのです。
AIスピーカー関連に注目!
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