「幽霊と相場師は淋しい方に出る」―これは、日本の有名な相場師であった「近藤信男」氏が言った相場格言です。一流の相場師と云われる人は、まだ人気の出ていない銘柄を幽霊のように静かに買い集めるということを表した格言です。
実際にどれくらいの方が幽霊を見たことがあるかは分かりませんが、夏の怪談ドラマなどでも、大抵は寂しいお墓や静かな暗い部屋に出るのが殆どです。
株初心者のうちは、投資をしていると新聞紙上や雑誌などを賑わせているピカピカの銘柄に飛び乗りたくなる心境に襲われます。しかし、現実に飛びつき買いをした時から、その銘柄は徐々に不人気になり、ジリジリと下げに見まわれた経験をお持ちの方は少なくないでしょう。
結局、そのような投資は非常にリスクが高く、また大きな利益も得られないため、「まだ誰も見向きもしないような、寂しい方(閑散相場)に目を向けてもっと安全で大幅に利幅を狙える銘柄を探した方が有益」という教えです。
通常、『株式の入門書』などには、「投資で勝ちやすいのはトレンドに乗る順張りである」としており、これは正論ですが、このような逆張りの投資作戦もあることを覚えておいても損はないでしょう。
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