3月の初めまで続いた世界的な株価波乱は収束したと判断して良いでしょう。波乱要因の一因であった米国長期金利の上昇が頭打ちとなったからです。
市場は金利上昇により、「株式の時代」を支えた“債券から株式への資金シフト(グレートローテーション)”の流れが鈍化することに危機感をもった格好でしたが、為替や商品相場への影響が限定的だったことで、金利上昇→景気悪化はないと解釈して良いでしょう。
今回の波乱は懸念先行によるものでしたが、実はこのような急落はここ数年でも何回も経験しています。
そして、ほとんどの場合は、その後の懸念払拭で株式市場は短期間で急反発しています。
リーマンショック時の「どこまで負の影響が出るんだろう」という恐怖を伴う“陰性の下げ”とは違い、上げるための押しであり、“陽性の下げ”と考えることが出来ます。
弊社のHP宛にも「早く売った方がいいのか?」と云った問い合わせを多く頂きましたが、「ここ数年で何度も経験している一過性の下げなので、心配は無用」と回答しています。「米国景気の鈍化懸念」は単なる懸念に過ぎず、杞憂に終わるでしょう。
まして、米国につられる形で大幅調整となった日本市場は以前にもまして割安感が台頭しています。これから今期の決算と共に来期の業績予想が発表されますが、新たな材料に着目して、4月の新年度以降に向けて大きく値上がりする銘柄を仕込むチャンスです。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。