日本株が打たれ強くなってきています。日経平均は今年1月にバブル崩壊後の高値2万4129円を付けた後、上値は切り下がり、下値が切り上がる、魅惑的な三角保ち合いを形成すると共に、3本の移動平均線が引き締まってきています。
現在の日本株相場は、貿易摩擦や中国減速などのマイナス面を既に相当程度織り込んだ水準と云えます。
米中間選挙を前に貿易問題に一定の折り合いがつき、年末に向かって相場は立ち上がっていくというのがメインシナリオです。
元来、「株価はファンダメンタルズを映す鏡」と云われ、現時点で今19年3月期通期の経常利益は期初の5月時点の1%増益から8月10日には3%程度の増益へと小幅増額となっており、ファンダメンタルズは順調です。
もとより日本には、株式益回りが約7%の半面、債券・預金金利がほぼゼロという途方もないリターンギャップがあり、投資するなら株式が絶対的に有利なのです。
このギャップはいずれ、株価上昇により是正されていくものです。テクニカル分析から見ると、三角保ち合いの上放れの前兆が見え隠れしており、チャートパターンから年末にかけて2500円近く上放れもあり得るように判断できます。
「光陰矢の如し」―神無月・霜月・そして師走相場に向けた仕込み時です。
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