昨今、日本でも「eスポーツ」に対する関心度が高まってきました。「eスポーツ」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略称で、広義には電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピュータゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。
eスポーツの起源は、1990年代後半から欧米で高額賞金を競い合う世界規模の大会が開催されています。
そのジャンルは「格闘技系」「スポーツ系」「パズル系」など幅広く、現在の競技人口はアマチャアから年収1億円超のプロまで1億3000万人を超えています。
スポーツとは、日本国内では「運動・体育」と捉えられますが、本来のスポーツの意味は「楽しむ・競技」という意味があります。
欧米ではチェスやビリヤードも「スポーツ」として認知されおり、eスポーツをオリンピック種目にする検討も始まっていますが、日本ではスポーツは身体を動かして汗水を流すものというイメージが強く、eスポーツの認知も低かったのです。
しかし、17年4月にアジアオリンピック評議会が22年のアジア競技大会からeスポーツを正式競技にすることを決定し、一気に流れが変わってきました。
今年2月には「日本eスポーツ連合」が設立され、ゲームメーカーが加盟するコンピュータエンターテイメント協会や日本オンラインゲーム協会と協力して日本におけるeスポーツ普及を促進します。
株式市場の観点からも見ても、eスポーツの競技者はゲームに合わせた専用機やスペックを高めたパソコンを使用するため、周辺機器の需要や新技術の開発を促す可能性もあり、情報通信会社におけるFI(フォーミュラ・ワン)のように発展する期待もあります。
eスポーツ関連銘柄に注目!
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!