「ニッポンの夜はツマラナイ…」。そんな訪日外国人の声に応えるべく、時を待たずに注目され始めたのが、「ナイトタイムエコノミー(夜間経済)」です。
2020年の東京五輪に向けて、東京の夜が大きく変わろうとしています。夜の経済活動が活発化すれば、過去最高の訪日外国人が満足させ、なおかつ成熟している日本経済を一層成長させることが可能となります。
例えば、ニューヨークの地下鉄は24時間運行で、朝まで営業しているライブハウスや飲食店も数多くあります。
ドイツのベルリンやイギリスのロンドンでも週末の地下鉄は24時間運行で、酒に食に音楽などの芸術にと“ワクワクする空間”が充実しています。平日の深夜でも多くの外国人旅行者がナイトライフを楽しめます。
一方、日本の東京や都市部でも、終電は午前1時前後にはなくなりますし、朝まで営業しているのも制限された居酒屋やクラブ、ファストフード店あたりで、訪日外国人が夜遊びできる所が不足しているのです。
こうした「日本の夜」の問題点を解決するために、2017年には時間市場創出推進(ナイトタイムエコノミー)議員連盟が発足、地下鉄やバスの終夜運転やガイドラインの作成などを検討しています。
日本に来る外国人旅行者が年々増えるのは良いことですが、当然ながら彼らにお金を使ってもらわないと、日本経済にプラスになりません。日本経済の発展のために、いま使われていない夜の時間帯を見つめ直し、昼夜、同じ資産で二毛作が可能となれば、経済効果は大きいでしょう。
付け加えさせて頂きますが、「ナイトタイムエコノミー」とは、一般的に夜遊びをイメージしますが、夜間医療や24時間体制で我々の生活を支えるインフラなど、日没から翌朝までに行われる経済活動の総称のことです。
ナイトタイムエコノミーに注目!
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