今年は次世代移動体通信「5G」元年と云われていますが、カギを握るのは本格的な「5G」時代になれば、何が変わるかです。
まず、「5G」と現在の代表格の4G、LTE方式と性能を比べると、(1)通信容量は100倍、(2)伝送速度は10倍、(3)通信遅延時間は10分の1、(4)同時接続件数は1つの基地局で100万台に対応できるため、ユーザーからのあらゆる要望に応えることができます。
超高速で超大容量の通信が可能と云うことは、4K映像は勿論、8K映像と云う超高精細映像を支障なく送れるようになります。
また、クルマの完全自動運転にも「5G」は必須の要素です。道路を走るクルマ同士は高頻度に且つ瞬時に情報伝達して車間状況を認識し、GPSシステムの準天頂衛星からの超精密な位置情報を受信します。
さらに、完全自動運転だけでなく、「無人バス」「無人タクシー」の運行、「無人貨物車」などによる発展型の新しい商行為が誕生することになります。
加えて、現代科学の粋を集めた「遠隔操作」も実現します。医療分野では、医師がいながらにして、「5G」の相互通信で患者の患部を確認しながら、手術ロボットを操作することで、難病などで苦しむ患者を速やかに助けることも可能になります。
云うに及ばず、危険な建築現場や悪天候の中での困難な状況下でも建築機械などを遠隔操作することで安全が保たれます。
これらは「5G」で可能となる新しい社会のごく一部です。今年19年を「5G」胎動期とすれば、20年代以降はドラスティックな「5G」時代の勃興期となります。
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