今のような軟地合いの中でも、独自のビジネスモデルで着実に業績をアップさせ、株価が上昇している企業は少なくありません。
株価が10倍以上になった銘柄を「テンバガー」と表現されていますが、英語で野球の「塁」を「bag(バグ)」と云い、ホームランは「フォーバガー」と引用されています。1試合で10塁打を打つほどの成績を残すことが起源です。
ここ数年のテンバガー銘柄を検証すると、「課題解決」と「市場創出」という2つの重要要素が際立ちます。
株価は将来への成長期待であるPER(株価収益率)と、企業の収益力であるEPS(1株当たり利益)の掛け算で求められます。将来EPSを飛躍させる可能性が高いと投資家が判断すれば株価は上昇しやすくなります。
例えば、流通に難題を抱えていた企業がインターネットの活用によって、非効率な商品の流れが改善されたり、電話やファックスに頼っていた受発注業務を電子化したりすることで、郵送費や印刷費が不要になり営業利益率を高めた企業は言うまでもありません。
もう一つの要素が「市場創出」です。新しい市場を創出し、陰に隠れていたビジネスチャンスを射止めるかどうかがポイントになります。
言うなれば、昨今でもキャッシュレス化が追い風となり、決済システムという市場を創出したり、課金システムを構築したりした企業は株価10倍のまさに「テンバガー」に出世しました。
今後は、AI(人工知能)と自動運転が「テンバガー」の双璧でしょう。今のような時代の変化は「テンバガー銘柄」誕生のターニングポイントの一つとなりそうです。
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