大阪湾の夢洲(ゆめしま)が、万博の開催地に決まったほか、カジノの誘致で一大観光拠点に変貌しそうです。
夢洲は1970年代に整備が始まった人工島で、もとをたどればゴミ処理場として作られた埋立地です。焼却物や建設残土を造成してできています。
この埋立地の活用は80年代後半、「テクノポート大阪計画」として事業が滑り出しました。南側にある人工島、咲洲(さきしま)も添えた臨海部に多種多様な企業を誘致、住居や様々な施設を整備することで、大阪湾岸地域は大阪の超近代的なエリアとなる予定でした。
しかし、その計画はバブル崩壊と、五輪招致の失敗で立ち消えになりました。利用目的のなくなった埋立地はいつの間にか「負の遺産」と報道されるようになりました。
その負の遺産が、近畿圏経済の牽引役となる可能性が高まってきました。2025年の国際博覧会開催で世界中から何千万人の観光客が訪れることになる上、カジノ誘致により、インバウンドを誘い込むアジア圏でも有数の都市型リゾート地へと一新されることになります。
25年万博の跡地はIT(情報技術)を駆使し、社会状況や実用性に優れたスマートシティーが誕生します。
勿論、未来志向のモデル・ケースとして世界中にその技術を輸出するなど、近畿圏初の新しいインダストリーとして陽の目を見ることになりそうです。
夢洲に対する近畿圏の自治体・経済界の期待は刻一刻と膨らんでいます。
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