日本のキャッシュレス決済の割合は約22%、韓国の96%、中国の66%と比べても大きく遅れています。
「現金特価」という言葉があるように、日本人は現金がお得であるようなイメージを持っています。しかし、現在では逆に「現金が割高」な時代に突き進んでおります。
例えば、クレジットカードで一括に支払えば0.5%相当のポイントが還元されるため、現金よりお得になります。
そればかりか、クレジットカードからチャージして電子マネーで支払えば、チャージと決済のときに個々にポイントが付く、俗に言う「二重取り」ができるため現金払いよりさらにお得です。
電子マネーのポイントは通常0.5〜1%ですが、各社が打ち出しているQRコード決済では、20%という還元セールも行われています。
キャッシュレス決済の具体的方法は(1)プリペイド方式(先払い)、(2)デビット方式(即時払い)、(3)ポストペイ方式(後払い)と3つに分類できます。
政府は、今年10月の消費税率引き上げに合わせて(実施は不透明)、需要平準化対策として、ポイント還元制度を用意しています。
19年10月から20年6月までの9か月間にわたり「クレジットカード、電子マネー、デビットカード、QRコードなどのキャッシュレス決済」に対して2?5%相当のポイント還元を行う予定です。
中小企業を含めたキャッシュレス決済化に挙国一致で突き進んでいるという国家政策の印象付けも背景にあります。
まず、現金派の方は「現金が割安」という時代が終わったことを認識する必要があります。キャッシュレス決済は現金よりはるかにお得な決済手段なのです。
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