お盆が過ぎても日本列島は猛暑が続いています。
厚労省は、熱中症対策として早めの水分補給を促していますが、効果的な水分補給はどのようなものなのか、ちょっと調べて見ました。
飲料は5〜15度前後が、体への吸収が良いとされています。大体、冷蔵庫の中から飲料を取り出してコップに注いだ時が6〜9度位です。
高齢者の方は氷の入った飲料が苦手で、水分補給が不十分になりがちですが、そういった方はぬるま湯でも構いません。また、冷房の効いた室内でテレビを見ているくらいなら、熱い飲料でも問題ありませんが、喉が乾いてからでは遅いのです。早めの水分補給が大事です。
一般に販売されているスポーツドリンクは、0.1〜0.2%の食塩と4〜8%の糖分を含んでおりますが、このまま薄めずに飲んで下さい。薄めると浸透圧の関係で吸収が悪くなります。
そもそも熱中症は体内の水分や塩分のバランスが崩れて発症するので、塩分は摂取するようにして下さい。但し、高血圧の方は夏でも適切な減塩が必要で、1日6グラム未満に抑えるようにしましょう。
厚労省では屋外で仕事をされる方や炎天下でスポーツをされている方は、30分おきにコップ1〜2杯のスポーツドリンクを飲むことを推奨しています。
また、コーヒーや緑茶にはカフェインが含まれており、利尿作用があるため、大量の汗をかくようなときは控えたほうが無難です。
結論として、熱中症対策として正しいのは、「ノンカフェインのミネラル入りの麦茶」が一番良さそうです。昔の先人の知恵が正しいということです。
また、ペットのワンちゃんが「大量のヨダレ」「体が熱い」場合は熱中症の疑いがあるので、水を飲ませて保冷剤で体を冷やしてあげて下さい。スポーツドリンクは人間用として作られたものなので、水を与えるのがベターです。
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