日本市場は弱気が大勢を占めているように思えます。投資家心理は「今は株を買う気になれない」「様子を見る」といった最悪の様相です。
しかし、本当にそうでしょうか。過去を検証しても「誰も株など買いたくない状況こそが逆に買いの大チャンス」だったことが殆どです。
「人、みな西に行けば東に行け」―別の言い方をすると「悲観で買い、楽観で売れ」と云うことです。株式市場が下落して多くの人が悲観して売っているとき買い、市場が上昇して多くの人が楽観的になり、ワクワク状態の時に売りなさいです。
重要なのは、先行きの見通しを最優先事項にするのではなく、『悲観で買い、楽観で売る』ことを最重要にすることなのです。
例えば、19年4〜6月期の製造業の決算では、3社に2社が減益だったとか、米中貿易摩擦の先行きが見えないとか、円高が進んでいるとか、10月には消費税の引き上げがあるとか、こんな誰でも分かっていることなど気にせずに単純に『今のような悲観時に買う』ことが株式投資で成功を収める絶対条件なのです。
言い換えれば、「悪材料こそ、投資家の最良の友人」であり、「悲観の極限こそ、最も楽観的になる必要がある」と云うことです。
今の東京市場の先行きの期待感、センチメントを示す予想PERは12倍と、極限の不人気状態にあります。悲観人気が行き過ぎた今こそ、「陰の極、極まれば転ず」となるでしょう。
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