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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

GDPの落ち込みはリーマンショック時の3.5倍。

  

一昨日2020年4?6月期の実質国内総生産(GDP)が発表になり、前年同月比9.1減少し、年率換算で27.8%のマイナスという驚愕の数字が出ました。リーマンショック時の実に3.5倍の落ち込みであり、コロナ禍の落ち込みの深さを鮮明に表しました。

 

同時期は世界各国がロックダウンの状態にあり、先進国ではイギリス59.8%、イタリア41.0%、ドイツ34.7%、米国32.9%と惨憺たる状況の中で、数字では悪くも健闘と言えるのではないでしょうか。

 

日本は欧米ほどの強制力はないものの、緊急事態宣言が発動された一番悪い時期をすでに通過して来たことから、数々の経済対策が効き始め、経済も再開してきた現状からすれば、今後は徐々に回復してくるものと思われます。

 

日経レバの空売り状況を見れば、コロナの感染が終わらないと駄目だという意見は当然あります。更に既に始まっている経済再開と感染阻止の両立が非常に難しいことも承知しておりますが、既に先進国では感染者、特に重傷者はピークアウトしてきております。

 

世界的にも最も賢く清潔好きの日本人は、今までの歴史の常で必ず克服してくるでしょう。

 

なお、この時期プラス成長筆頭は中国ですが、中国は輸出国であり、その関連の国営企業に莫大な政府資金が投入されております。国家を優先、個人は蔑ろのお国柄ですから、給付金は個人には向けられておらず、従ってGDPはプラスでも、個人消費は一切伸びておりません。

 

世界の経済が再開したことで輸出が伸びておりますが、お金のない個人は全く消費できない状況にあります。中国公表の失業率は6%ですが、最初に切られる農村部からの出稼ぎ労働者は農業従事者とみなしカウントされません。それだけでも1億人以上、さらに若年層の失業率は30%です。相変わらず信用できない国です。

 

話を戻し日本ですが、いろいろと不手際が目立つ安倍政権ですが、経済対策の現金給付と貸し出しはドイツに次ぐバランスの良さです。

感染率を横目に個人のできることを忠実にこなしていけば、必ず突破できると確信いたしております。

 

 

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