少々古い話ですが、昨年6月、金融庁の審議会では「年金以外に2000万円の老後資金が必要」とする報告書を公表しました。これが、「100年安心じゃないのか」と、国民から大きな反感を買うことになりました。
一方で、これをきっかけに、現役世代の間でも株式投資などによる資産形成についての意識も高まっており、「貯蓄から投資へ」の流れは着実に強まっています。
人の一生涯では様々なことが起こります。誕生、教育、受験、就職、結婚、出産、子育て、リタイア、他界などが挙げられますが、これらを「ライフ・イベント」と呼びます。
では、シニア世代(60歳以上)のライフ・イベントは、どれくらいのお金が必要でしょうか? セカンドライフの収支を思索すると、平均的な家庭の収入(夫婦二人)は月々約21万円ですが、最低日常生活費は約23万円と見られています。
なおかつ、ちょっとリッチな生活を送るには、プラス13万円必要で計36万円と推測されています。勿論、公的年金だけでは不可能であり、不足分は預貯金などの蓄えを取り崩すしかありません。金融資産が底をつかないよう資産寿命を意識しながら、各々が資産形成の在り方に取り組む必要があります。
このような土壌のもと、最近投資信託市場に個人を資金が戻ってきております。7月の純資金流入額が1年9ヵ月ぶりに5000億円を突破いたしました。
ネット証券の口座開設も急増していることからも、今回の新型コロナの騒ぎは個人のお金の持ち方、使い方、増やし方等に対する考え方に強烈は変化をもたらしたと思われます。
勝っても負けてもその日に決済するデイトレを否定こそしませんが、株式市場を今日、明日の鉄火場ではありません。一喜一憂せず、腰をすえた、お金を増やしてゆく運用を心がけて行きたいものです。
この大きな波に乗り遅れることなく、貴方様の「おカネ」を働かせてドンドンお金を殖やしていきましょう。弊社プラスアルファが、貴方様の最高のパートナーとして最高のサポートをさせて頂きます。
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