昨日当欄にて掲載の通り、東証一部は相変わらず記録的な薄商いが先々週から続いておりますが、本日も小型の個別材料銘柄は百花繚乱の状況であります。まさしく個人投資家の活躍の場となっております。
その象徴が東証マザーズですが日経新聞でも記載の通り、その売買代金は10営業日連続で2000億円を上回り、この記録は2013年12月以来6年8ヶ月ぶりであります。しかも今週月曜日の一部市場に対する売買代金シェアは21%に達し、2003年の指数算出開始以来、最大を記録しております。
いくら東証マザーズが個人投資家の舞台と言われるものの、これだけ活況を呈するには、更にそれ以上の大きな資金は動いていることは明白であります。大量保有報告書にも数々のファンド系資金が大株主として顔を出していることからも、出遅れていた機関投資家の資金が明らかに値幅取りに動き始めたと言えます。
日経平均全体としては、今後9月に特別な材料も見当たらず、大統領選挙前に調整が入るとか、選挙後はあく抜けから上昇するとか、また民主党が勝てばキャピタルゲイン課税が上げられるとか、悲喜交々に強弱対立で、日経平均自体のアナリスト予想も2万1000円から2万7000円までとずいぶんと開きがあります。
だからこそ、方向感が難しい一部市場よりも、業績を含め個別の材料に資金が向かう訳であります。決算発表が終われば機関投資家の資金はその数字を咀嚼して必ず動いてまいりますと再三指摘させていただきました通りの展開であります。
兎にも角にも、このJASDAQ、東証マザーズ、一部市場でも小型株の相場が、個人投資家にとっては一番儲かる展開であります。
これから年末を意識した相場展開は、外人を含め機関投資家の資金に便乗し、尋常ではない値幅を稼ぎに行こうではありませんか!
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