昨年11月、12月の投資主体別売買動向で、真逆の投資スタンスを取ったのが個人投資家と外人投資家です。この2ヶ月で個人投資家は2兆2千億円の売り越し、片や外人投資家は2兆4千億円の買い越し、それが年明けの大発会から続いている東京市場の結論です。
昨年3月にコロナショックによる大暴落の時には、3月だけで外人投資家が慌てて2兆2千億円を売り越したときも、個人投資家は逆張りに徹し同月8千5百億円を買い越し、3ケ月ほどその売買動向は変りませんでした。
ここでも個人投資家の優れた投資戦略が功を奏したのですが、その後6月ぐらいから相場は膠着状態に入り動かなくなりました。その辺りから逆張り個人投資家は日経レバを売り始めるわけですが、溜まりに溜まって売り禁止、更に逆日歩150円を記録する訳です。
そこから日経平均は3000円上げて、空売りはそう踏み上げとなってしまいます。外人投資家が手のひらを返し、1年8ヶ月ぶりに買い転換したからであります。
再三、この暴落相場を勝ち取った逆張り戦略も外人投資家が本気で買ってきたら注意してくださいと申し上げておりましたが、買いで取った利益を空売りで取られてしまった投資家も多々おられたようです。
そして、年明けも昨年の11月と同じことが起こっております。ここのところの先物踏み上げ、値嵩株買いはまさしくいつか来た道であります。昨日も申し上げましたが、極端なポジションを外人投資家に曝すと、必ず彼らはそこを突いて利益に繋げてまいります。
先物を駆使させれば日本の投資家の10年先を歩く強者ぞろいですから。同じ土俵で勝負してはいけません。あくまでも個人投資家の戦いは個別株が有利であります。
ただ、ここ3日ぐらいは如何せん過熱感甚だしいところであります。「満ち
れば、欠ける」の論も忘れずに。
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