我慢の巣籠りGWも終わりましたが、投資家諸氏におかれましても、どう過ごされましたでしょうか。昨今のニュースを見る限りでは、行楽地へ向かう車の
長い渋滞、航空機、新幹線の昨年比数倍の予約率など、GW明けの1週から2週間後の感染者の数が気になるところであります。
株式市場は、中国上海市場は日本と同じく連休でしたが、米国市場でダウ、S&P500は新高値を更新、NASDAQも新高値目前といったところで強い展開は変わらず。欧州市場も材料難から、高値更新中のドイツを筆頭に、こちらは若干の高値調整も気がかりな状況ではありません。よくある日本の連休中に変な仕掛け的な動きなどもありませんでした。
これを受けての連休明けの東京市場は、今週末から来週が決算発表の集中する期間となります。出てくる数字に一喜一憂する状況が続いておりますのであまり方向感が出づらい相場展開が予想されますが、ただ連休前に注目した騰落レシオは82ポイント台に入りましたので、全体感から申し上げますと年に数回の買い場であることに変わりはありません。
この騰落レシオを見ても、主力株の上値は重いのは一目瞭然ですが、その傍らIPO市場が好調に推移しております。今週の日経ヴェリタスの記事から、今年上場した31銘柄はすべて公募価格を上回り、初値を公募価格で割った初値倍率は13銘柄が2倍以上(うち3銘柄が4倍以上)と素晴らしい成績を収めております。
昨年夏から秋に向けての東証マザーズの活躍から半年以上調整を強いられており、現在も小型株ゆえの決算のブレの大きいことが仇となるケースも見られますが、決算発表が終了し、良くも悪くも不透明感が払拭されてくると、DX、SDGs、少子化対策などテーマ株が多い市場だけに、成長性を見極めた株価上昇波が再び来る可能性も大ありかと存じます。
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