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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

決算発表も概ね終了し、さて仕切り直し。

  

 先週14日で、4月の初頭からから始まった決算発表が概ね終わりましたが、今回はどういう訳かやたら長く感じました。最終日は実に1000社近くの発表があり、皮切りとなった「安川電機」の良好な決算が売り対象となり、その後の「ソニー」の史上最高の決算も売り対象となったため、少々戦意喪失、これで決算シーズンが調整シーズンとなってしまいました。

 

 東証の売買シェアの6割強を占める外人投資家はどうしていたのか、東証から毎週発表される投資主体別売買動向では、連休が入ったため4月の発表が若干遅れましたが、結果は4000億円強の買い越しでありました。また、同時に5月第1週は2日立ち合いですが、2000億円買い越しておりました。

 

 先週SQの週はまだ発表はありませんが、日経平均の大幅安時には必ず外人投資家が売っているという各メディアの憶測記事が闊歩します。売買動向は東証が正式に発表する数字以外は信用できませんし、更に昨年10月から空中戦である先物は売り越したこと月はありますが、現物市場につきましては7カ月続けて買い越しております。俄かに、先週は外人投資家が現物を売ったというのも憶測の域を出ないと思われます。

 

 さて、直近メディアと一緒に日経のラジオの解説なども、強気とも弱気とも取れる解説が極端に増えてきているように思われます。まあ、ラジオなど公共の電波で見解を求められれば相場のちょっとした変調でも、賢そうに、思惑が外れた時のためにも逃げ道を用意して解説しなければなりませんので、気の毒には思いますが、我々個人投資家としては一つのバロメーターとしての利用価値があります。

 

 言うなれば今までカンカンの強気が一転弱気になる、またその逆もあり、毎週見聞きされている投資家であればわかると思いますが、各先生方も先週の下げで方針を一転した方、全くブレない方、非常に材料として興味深く触れております。

 

 人のことはよしとして、決算も終わり今日から仕切り直しです。因みに弊社は好決算銘柄の押し目を狙って参ります。