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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

小回り3カ月。

  

 米国市場、更に欧州市場にも、相変わらず出遅れている東京市場ですが、その要因と考えられているのは、ここへ来ての感染者数の増加だと思われます。絶対数としては、死亡者数と合わせても未だ世界の中では少ない方ですが、やはりオリンピック開催国であるため余計に日々伝わる数が気になるところであります。

 

 世界の先進各国のコロナ感染者の推移とワクチン接種の進み具合を見ても、いかに迅速にワクチンを行き渡らせるかが、経済復活、株価高騰のバロメーターであることは一目瞭然であります。

 

 しかしながら、これまで後手後手に回っていたワクチン外交ですが、ここへ来てやっとエンジンがかかり始めており、余談ですが筆者もワクチン接種の日程が決まりました。菅総理も1100万回の摂取と具体的数字を示し始め、一歩ずつ動き始めております。

 

 将来的には必ず行き渡りますし、既にワクチン接種の効果で経済が再開している米国、欧州、中国、などに必ず追いつきます。経済再開となれば、政府も再びGotoを始めますし、他国に比べて慎重な日本人もコロナ疲れから解放され、需要を必ず爆発させます。昨年のGoToの時も、時期は間違っていましたが、旅行、外食など莫大な資金が動きました。そろそろ株価先取りの準備か。

 

 さて、本日のお題目の「小回り3カ月」ですがコロナ禍が3カ月で何とかなるとの話ではなく、テクニカル的なお話です。株価は外部環境の変化を織り込んで、株価に反映していて参りますが、その周期が3カ月を目安に動いております。

 

 単純な過去のアノマリーの連鎖なのですが、これが先日お話しした騰落レシオと同じく、結構的を得ております。杓子定規にキッチリ3カ月とはいきませんが、昨年3月のコロナショック以来、目先の戻りを付けたのが3カ月後の6月、6月を含めその後の調整が小回り3カ月の2周りで11月、その後の高値3万円が3カ月後の2月後半、そしてその3か月後の5月後半をこれから迎えます。

 

 その時期は決算発表も終わっておりますので、期待値も高まります。

 

 

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