先日オープンした東京スカイツリーより四半世紀も前に、大阪に高さ1000メートル以上のタワーとドーム球場を併設するビッグな構想があったことをご存知ですか?
近畿日本鉄道がバブル経済期の1988年に計画した「大阪シティータワー・ドーム構想」で、直径200メートル、収容人員5万人のドーム球場の真上に高さ1000メートル以上のタワーを建設するというもので、大林組が技術的に検討し素案を作成しており、当時の技術でも底面が広いため建設は可能だったと云います。
しかし、近鉄が候補地とした天王寺公園は動物園の移転が難しく、設計図は出来上がっていたにも関わらず、最終的に実現とはならなかったようです。もしも実現していたら、東京に大きく水をあけられた大阪の元気の源になっていたかも知れません。
現在、大阪ではその近鉄が2014年春の開業を目指して、地下5階、地上60階、高さ300メートルの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」を建設しています。「東京スカイツリー」以上に売り出して、大阪の経済活性化に貢献してもらいたものです。
また、今の東京一極集中の危うさに警報を鳴らす上でも、東京への対抗意識を燃やし続けるのが昔から大阪の役割なのです。がんばろー大阪! がんばろー日本!
皆様方からの投資相談を随時承っております。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!