6月17日が「金融の時限爆弾日」になるのか、欧州情勢に一喜一憂する日が続いております。
東日本大震災で、世界中に日本人の忍耐強さや頑張りが伝えられましたが、日本人は経済的にも厳しい状況になれば、ひたすら耐えるでしょう。
しかし、ギリシャの人々は違うようです。
「節約や我慢を強いるのは嫌だ、早く解決しろ。」「欧州連合が求める緊急策など撥ね付け、しかしユーロ離脱はするな。」と考えている方々が大部分で、恐らくギリシャ人はわがままの典型的な民族なのでしょう。
筆者が過去に読んだ書物で「世界の教育事情・何年しても身に付かないもの」に
・日本人の英語教育
・アメリカ人の反戦教育
・ロシア人の道徳教育
・イタリア人の性教育
・中国人のマナー教育
・朝鮮人の常識教育
とありましたが、ギリシャ人の節約教育或いは納税教育を付け加えてもらいたいものです。
さて、欧州の不安定は6月17日の再選挙まで続くでしょうが、注目したいのはEU内でも最近、緊縮だけでなく、成長にも配慮するとの動きが出てきたことです。最悪のシナリオだけは避けられるのではないでしょうか。
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