マーケットというものは「人の心理」によって動くと云っても過言ではありません。過去の○○ショックと云われる暴落相場を見れば分かるように、バブルの形成→崩壊などは、人がこれまで繰り返してきた過去の縮図と云えます。
マーケットは結局、人が作っているのであって、人が動かすおカネに左右されているのです。人の心理や感情を知ることは、市場そのものを知ることと同義であり、投資で成功するための原点です。
孫子の言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とありますが「敵=市場」を知るのも「己=自分」を知るのも、全て“心理”を学ぶことから始まります。
経済学や証券分析論といった理論をいくら勉強しても、その通りに市場は動きません。理論は学問としては大切ですが、投資する上で万能ではないということを心得ておく必要があります。
日本でもバブル経済時には、今まで株式の経験のない人達まで株式投資を始めました。結果は、そこが大天井でありました。逆に云えば、投資家が総弱気になり、今のように出来高が極端に減っているようなときこそが、本当のチャンスと云えるのです。
相場格言の「人の行く裏に道あり花の山」が相場を的確に言い表しております。
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