先日、大阪市の夏祭りで、当たりが入っていないくじをお客に引かせていた露天商が詐欺容疑で逮捕されました。
このくじは1回300円でしたが、1万円以上つぎこんだ人が、当たりが出ないのを不審に思い、警察に通報し調べた結果、当たりが入っていないことが判明しました。
この手の詐欺は昔からあるもので、くじや抽選で人を騙す手口で『当選商法』とか『福引商法』、『おめでとう商法』と呼びます。
よく見かけるのがスーパーなどの店頭で、“デジカメが当たる”などと云ってくじを引かせるものです。
1等はまず当たりません。
但し、やたらに当たるのが2等です。
2等商品が当たったと“ウォーターサーバー”を無料で自宅に設置してくれます。
一見ラッキーに思えますが、1本2000円程の水の定期購入契約をさせられます。
2等の賞品として有線放送や携帯電話も多く、いずれも毎月の使用料や基本料金が目的です。
「バスツアーが無料」というくじもあります。
当選者は無料で観光に連れて行ってもらえますが、観光レベルが低い上、バスは何軒もの土産店や高級装飾品店などに立ち寄り、客は高い買い物をさせられることになります。
その他、手口もいろいろありますが、当選商法は悪徳商法であり、裏では様々なワナが仕掛けられておりますので、くれぐれもご注意下さい。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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