日本株の先行きに強気な見方が増えています。
消費増税の影響への懸念が和らいだことに加え、国内の年金基金などの買いによる需給の好転で下値不安が後退、さらに米国の早期利上げ観測の後退など海外情勢の変化も追い風となり、日本株に資金を戻す動きが広がってきています。
日経平均は2013年6〜7月以来の5週続伸となっており、15400円台は約4か月半ぶりの水準になっています。
株価の上昇に一役買っているのが年金基金です。
じわりじわりと買いが続いており、年金などの資金動向を反映しやすい信託銀行は先週までに7週連続で日本株を買い越しています。
市場関係者の間では、このまま年末まで順調な相場を予想する向きも増えております。上値のメドは1万8000円もあり得そうで、昨年の高値1万6291円を大きく上回る水準です。
もっとも、一本調子の戻り相場に楽観視し過ぎないことも必要です。
「油断は大敵」と云います。目先は利益の確定売りで、1万4500円近辺までの下げを頭の隅に置きながらの投資行動を取りたいですね。
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