6月4日のこのコーナーでも取り上げた「GPIF」(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用見直しが本格化します。
厚生労働省は先日、年金の持続性を5年に1度点検する「財政検証」の結果を公表したのを受け、公的年金を運用するGPIFの運用方針の見直し作業が本格化し、今秋までに新たな資産構成(ポートフォリオ)が公表される見通しです。
GPIFの昨年末時点の資産構成は、国内債券が約55%、国内株式が約17%ですが、政府は国内債券の比率を引き下げ、国内外の株式への投資を拡大する構えで、金融市場の注目が集まっています。
見直しの時期については、先に麻生太郎金融相は「6月以降に動きが出てくる」と発言していましたが、見直し作業には膨大な手間がかかる上、中心的な役割を担うGPIFの運用委員会のメンバーは、大半が4月22日に就任したばかりのため、6月中の資産構成の公表は困難でしょう。
しかし、市場では早くも“GPIFが買ってきそうな銘柄”を模索する動きが出てきております。夏相場は意外な大化け株の出現がありそうです。
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