東京市場の様相がガラリ一変してきました。
日銀による追加緩和を巡る思惑で一喜一憂する投資家が減り、政府の成長戦略などを前向きに評価する雰囲気に変わっています。
久しぶりに動く気配を見せているのが海外のヘッジファンドです。
6月に入ってから、日経平均株価が上がると利益が出る「コールオプション」(買う権利)という金融派生商品を買う動きが一気に目立ち始めています。
オプションの取引が盛んになると、現物の株式にも波及効果があります。
コールの売り手側になる証券会社などは、株価が上がるほど損失が膨らむため、証券会社は損失を避けるため日経平均先物を買い、株価が上がる場合の損失を相殺しようとします。そのため、株価の上昇に弾みがつくのです。
満期時に日経平均が1万5000円や1万6000円を超えると利益が出る契約のコールに大口の買いが入りつつあり、ここから株価は大きく上値を目指す展開となるでしょう。
日本市場の大逆襲が始まります。
尚、明後日8日(日)は午前10時から午後2時まで投資相談並びに入会受付を行いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。