海外投資家はドルベースで日本株の運用収益を計ります。
そこで強く意識するのは日経平均150ドルの壁です。07年7月の高値時は149.5ドル、13年末の高値時は154.6ドルでした。
今年1〜2月も幾度か150ドルを示現しましたが、そのたびに海外投資家は売りに回っていました。
しかし、今月初めに158.4ドルと150ドルの壁を一気に突き破ってきました。上値抵抗ラインを突き抜けたことで、今後は逆に150ドルが下値抵抗ラインになるものです。
ドル建てで運用する海外投資家からすれば、日本株が約10年のボックス相場の上限を超え、強気局面に入ったと解釈できます。
株価の長期上昇を拒んできた歴史的な障害を乗り越えたのです。2012年11月からスタートしたアベノミクス相場が新しいステージに突入したことを意味し、さらに今後長期にわたる右肩上がりの上昇相場を予見させます。
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