何度聞いても覚えるのに、ひと苦労する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」という長い名前が、最近やたらに株式市場の市況解説で耳に入ってきます。
そのGPIFが国内株式のベンチマーク(運用指標)にしている指数が、JPX日経インデックス400です。JPX日経インデックスの採用銘柄は、年に1度見直し・入れ替えが行われます。
JPX日経400は、自己資本利益率(ROE)が高い銘柄を対象にしているので、最近は多くの企業がROEの向上を目指すようになりました。
例えば、自社株買いをするとROEは上昇します。自社株買いをした金額分をマイナス項目として自己資本(ROEの分母)に記載されるからです。
15年度の上場企業の自社株買いは3.5兆円(14年度は3.2兆円)と増加し、配当総額も10.7兆円(同9.5兆円)と2年連続でピークを更新する見通しとなっております。
株主還元策として、自社株買いをして、増配もしてくれる企業が投資家にとっては有りがたいのです。また、企業側も評価が上がって高株価が維持でき、資金調達や企業防衛上も有利になります。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。