安倍首相は新年4日の年頭記者会見で「挑戦、挑戦、そして挑戦」とエネルギッシュに語り、企業トップの年頭挨拶でも「挑戦、改革、革新」という言葉が多用されていました。
2016年の株式市場は世界的な株安でのスタートとなりましたが、先行きを心配する必要はないでしょう。日本、そして日本企業のトップが果敢に飛躍することを官民一体で宣言しているのです。
安倍政権の誕生以来、日経平均は約2.5倍に上昇、一時は2万円の大台回復となりました。為替も1ドル〓125円台まで円安が進み、消費者物価指数もプラス基調が定着しました。
しかし、この状況にも安倍首相の満足感はありません。
年頭記者会見では「道半ば」と評価し、だからこそ、「チャレンジ精神」で立ち向かい、実現に向けての礎として16年を「1億総活躍の幕開け元年」とし、「苗木を植える年」にすると明言したのです。
年明けからの日本市場は過度に反応し過ぎた感がありますが、原油価格の急落、中国経済の減速、円高再燃や米国景気の停滞などに揺さぶられ、大きな影響力を持つ外国人投資家が萎縮したとあれば、目先調整したのも、ある意味当然と云えます。
ただ、日本株そのものの信用力は回復基調です。株価と信用力の関係は深く、この視点から見ると、“日本株は売られすぎ”と云えるでしょう。
1964年の東京オリンピックを挟んで株価の居所が大きく変わったように、今回も2020年の東京オリンピック以降に向け、日本の株式市場は大幅上昇となるのは間違いないのではないでしょうか。
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