1月25日のこのコーナーでもお話をさせていただきましたが、「AI」が新たな産業を生み出す原動力として注目が集まっています。
AIとは英語のArtificial Intelligenceの頭文字をとってAIと呼ばれますが、コンピューターを使い、人間が持つ問題解決能力や推論力、判断力などを人工的に再現する技術のことです。
通常のコンピューターは人間の指示に従ってデータを処理しますが、AIはデータの意味を解釈して自ら判断を下す点に大きな違いがあります。
また、AIはデータを蓄積して学習することでより優れた判断ができるようになるのが特徴で、自動運転車での交通状況に応じたハンドル操作や難病治療での適切な処置などの分野での活躍が期待されています。
1950年代に米国で研究が始まり、2000年代に入って人間の脳の働きをまねた情報処理方法「ディープラーニング」が開発されたことで一気に実用化が進みました。
すでに米IBMはAI「ワトソン」をビジネスに活用するサービスを始めるなど、商用利用も動き出しています。
AIは株式投資の観点から見れば大材料に違いありません。
しかし、軍事転用されれば、人間が操作しなくても自律的に相手に攻撃を加える「AI兵器」が開発される恐れもあり、AIの平和利用を願うばかりです。
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