映画「ウォー・ゲーム」をご存知ですか?!
米ソ冷戦を背景にした1983年の作品です。コンピューターおたくの高校生がゲーム会社をハッキングしようとするが、誤って米軍のシステムに侵入してしまいます。
戦争ゲームと勘違いした彼の操作でソ連との核戦争が勃発しそうになります。目に見えぬ電子空間での出来事が人類の脅威になる様は、今見ても恐ろしいものです。
現在は、家電や車など身の回りのモノもネットにつながる時代です。サイバー攻撃は社会全体のリスクでもあるのです。サイバー攻撃に対処できる技術者が日本では8万人も不足していると云います。
「ウォー・ゲーム」では、1人の科学者が暴走するシステムに騙された将軍を「機械に従い、機械のように振る舞うな」と諭し、ソ連への攻撃を止めさせようとします。機械を使う人間が、逆に機械に翻弄される危うさが漂う場面です。
攻撃と防御は俗に言うイタチごっこ状態です。
政府は、東京オリンピックという一大イベントを控え、近く人材育成を大きな柱と新たな安全対策をまとめます。
サイバーセキュリティー関連株は、事ある度に物色される展開となるでしょう。
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