「新造人間キャシャーン」を覚えていらっしゃいますか? 1973年10月2日から1974年6月25日まで民放で放映されていたSFアニメーションです。
公害対策を使命とするロボットが、ちょっとしたことから自我に目覚め、他のロボットたちを支配して公害の元凶である人類を滅ぼそうとします。主人公は自らの肉体を改造してこのロボットらと戦うという筋書きでした。
10年ほど後に大ヒットしたハリウッド映画「ターミネーター」にも通じる構成は、SF映画定番の概要です。そして2016年の現在、人間の生存を機械が脅かすような事態は、「絵空事」ではなくなってきています。
最近、グーグル傘下の企業が開発した人工知能「AI」が、囲碁で欧州チャンピョンのプロ棋士に勝利しました。「アルファ碁」と名付けられたこのAIは自ら学習して強くなったようで、機械が独自の進化に踏み出す可能性を感じます。
「人類は、じきに人間を超える知性を創造するだろう」。―コンピューター科学者のヴァーナー・ヴィンジ氏がこう予言したのが1983年でしたが、「その時」をヴィンジ氏はシンギュラリティー(特異点)と呼びました。
「アルファ碁」は3月に世界最強と呼ばれている韓国のイ・セドル氏との対戦が決まっています。
「AI関連」に無限の可能性を感じます。
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