米国の利上げ観測が年4回の見通しから2回へなったことで、円相場は$1=110円を割り込みました。
その結果、日本企業の業績は円安メリットの恩恵が無くなったと予想され、今17年3月期は減益になるとの失望から、日経平均は2月12日の安値に対する2番底を探りだす展開となっています。
しかし、米ゴールドマン・サックスは「今後1年で$1=130円」を予測しています。為替は、“政治商品”であり、株式より仕手性が強く、スイス中銀の無制限介入は既に限界、今後は各国の政策で今の円高基調は激変する可能性を指摘しています。
米ゴールドマン・サックスのような大手銀行が130円と声高に云いだしている以上、為替に反映されることもありそうです。
また、ゴールドマンは以前から、「ユーロ/米ドルは2017年末に1ユーロ=1米ドル」と予測していますので、中長期的に米ドル高が続くと見ているのでしょう。
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