今年になってからタンス預金が激増しています。
銀行券(お札)の発行残高を元に、タンス預金の金額を算出すると、今年1月は41.7兆円、2月は40.1兆円と過去最高水準になっています。
世界中が金融危機に震えたリーマン・ショックのあった2008年でさえ、約26兆円であったことを見ても40兆円と云う金額は驚きの数字です。
タンス預金急増の理由はマイナス金利だけではないようです。相続税の強化やマイナンバーの影響で、現金を手元に置く人が増えたのでしょう。
欧州には個人の預金に対して、マイナス金利を課す金融機関があります。日本だって、この先どうなるか分かりません。銀行預金は“危険”と判断して当然でしょう。
現在、日本のメガバンクやゆうちょ銀行の普通預金金利は0.01%です。100万円を預けても1年間の利息は、税金を引かれて手取りでたったの8円です。
先日、個人的な用事でメガバンクから同じ銀行の同じ支店に振り込みをしたところ、手数料を540円も取られる羽目になってしまいました。この金額を1年間の普通預金の利息で稼ぐには6750万円もの資金が必要になるのです。
こんな状況下、タンス預金が増えているのは当然かも知れません。しかし、タンス預金は盗難、大火災、津波といった災難で、一瞬に財産を失う恐れがあるのを忘れないで下さい。
やっぱり今の時代、もはや株式投資しかないのです。
銀行よ、さようなら。証券よ、こんにちは、が最高の選択なのです。
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