個人投資家なら、一度は行っておきたい東京・兜町の『東証Arrows』。平日の午前9時から誰でも見学することができ、一日約300人、年間で約6万人が訪れています。
10人揃えば専門ガイドが無料で案内してくれる見学ツアーは株式の歴史やマーケットの仕組みをレクチャーしてくれます。流れる映像には朝ドラで話題の“五代さま”こと、大阪株式取引所の発起人、五代友厚も登場し、ワクワクさせてくれます。
続いて、マーケットセンターの見学へと進みます。
「ティッカー」と呼ばれる、あの巨大な円形の電光掲示板がいきなり目の前に現れ、その迫力にビックリするでしょう。
取引の成立具合によって8段階で速さが変わるという株価表示。
なぜ、ガラス張りかというと、市場の透明性と公正性をアピールしているからのようです。
1999年まで、立会場と呼ばれていたこの場所は、日々2000人の場立ちが取引を行い、熱気に溢れていた拠点ですが、現在はそんな過去を想像できないほど静かで、十数人ほどの職員が、円形の中に並んだコンピューターで売買の監視などを行う様子が見えるだけです。
帰りにはパワースポットとして知られる“証券界の守り神”兜神社を参拝。これで金運アップも期待できるでしょう。
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