あらゆるものがインターネットにつながるIoTやインダストリー4.0(第4次産業革命)、人工知能(AI)、ビッグデータ、スマート工場などの言葉が新聞に載らない日はありません。
官庁でも2年前なら一部の人が話題にした程度でしたが、昨年の「ものづくり白書」にIoTの考え方が広く取り込まれ、6月に閣議決定された「日本最高戦略」でもIoTやビッグデータ、AIなどのキーワードが並んでいます。
内閣府がこのほどまとめた「科学技術イノベーション総合戦略2016」でも、これらが成長戦略を担う基盤技術と位置付けられ、国家プロジェクトも次々と提案されています。モノ中心だったイノベーション戦略にとって画期的な出来事です。
民間企業にも組織横断型のIoT推進委員会が次々と生まれ、異業種間の合従連衡が相次ぎます。
IoTは決して一過性の流行ではありません。ソフトウエアを動かすエンジンすなわちMPU(超小型演算処理装置)の性能が、これまで10年に100倍という驚異的なスピードで向上し、少なくとも今後10〜20年はこうした傾向が続くと予想されるからです。
量子コンピューターが実用化されれば、その性能はパソコンの1億倍も早くなるのです。
IoTの産業システムは、21世紀にすべての人々のライフスタイルを変え、グローバル市場の隅々まで産業構造を変え、産業資本主義のあり方を大きく変えていくでしょう。
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