昨今、「ネコノミクス」という言葉をちょくちょく耳にするようになってきました。最近のネコ人気がもたらす経済効果のことで、「アベノミクス」と掛け合わせたものです。
関西大学の宮本名誉教授が先日、ネコノミクスの検証結果を発表しました。2015年の1年間で2兆3000億円強の経済効果があったと試算しています。
その内訳は、エサやペット用品、医療費などのネコの飼育にかかるものだけで1兆1000億円で、映像や本、観光などの効果もあります。
NHK・BSの番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」はDVD化され、観光ではネコを駅長とした和歌山鉄道貴志駅が有名になり、利用客増加につながりました。
さらに、エサの原材料や袋の製造会社の売り上げ、観光地での宿泊や飲食などへ波及する経済効果は合計で1兆2000億円強に達すると云います。
2015年のネコの飼育数は約987万4000匹とこの5年は横ばい圏で推移していますが、犬の飼育数は約991万7000匹と年率4〜5%の減少が続いています。
高齢化などを背景に散歩などの手間が少ないネコが飼育数トップになることも予想され、今後の経済効果を期待する声が大きいです。
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